好意を持っている人と恥ずかしくてうまく言葉が繋げられないために嫌われるのを恐れてその人を避けてしまったり、わざと好きなのに気のないフリをしてしまったりすることを「好き避け」と言います。
これとは反対に、相手のことが心の底から嫌いなため、なるべく近くにいたくないことから避ける「嫌い避け」のこともあり得ます。
この場合では、ただ単に好意を持っていない嫌いな人だからこそ避けるという行動になっているのですが、相手を避けるという点ではどちらも見た目には同様の行為なため、どちらなのかを判断するのはなかなか難しいものです。
例えば、隣にいるのに話しかけてくれなかったり、メールを送っても返信がそっけなかったり、ぜんぜん返してくれなかったとしても、その奥に実は好意が隠されているときもあるのです。
相手の目を見て話してくれないことや、笑顔を全然見せてくれない場合でも同様のことを言うことができます。
このように好き避けと嫌い避けの見分け方は難しいです。
好き避けか嫌い避けかの見分け方を、単純に相手の態度がそっけないからという理由だけで好き避けだは言うことができず、間違えないようにすることが大切です。
実は、この見分け方として、その人のことを注意深く見ていると、嫌い避けはしっかり、そしてはっきり分かることができます。
嫌い避けをしている場合、その人の言葉や態度からはっきりと相手の人への嫌悪感が端々に滲み出ていることが多いからです。
また、試しに何か簡単にできる頼み事をしてみるとどう思われているかを知ることができます。
嫌い避けの場合、とにかくその相手と関わりあいたくないと思っていますので、頼み事を依頼したときに一瞬でも嫌な顔、もしくは渋った回答をしてくることがあるからです。
好き避けを見極めるときには、その人と二人っきりになる場面を作ってみると良いです。
これは、好き避けをしている人は周りの人に自分の想いがばれたくないと思っていることが多く、二人になったときには、好意を素直に出してくれることがあります。
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