好き避けと嫌い避けを勘違いしないために知っておきたいこと

好きだからうまく喋れなくて、また好きだから相手に嫌われたくなくて、などといった「好きだからこそ」避けてしまう態度や仕草をしてしまうことを「好き避け」といいます。
その逆で、その人のことを本当に嫌いで話したくなくて、また関わり合いたくなくて、などの理由から避けるのが「嫌い避け」です。
この二つは、全く正反対な感情からの行動なのにも関わらず、行動としては見分けをつけづらく、勘違いを起こしやすいです。
過った判断をすると、その後の関係にも多大な影響があるでしょう。
好きな人とせっかく両想いなのに、勘違いから諦めてしまったら勿体ないです。
また、もしも片思いの人によく思われていないということを告白する前に知ることができたら、早い段階で他の人を好きになる努力をすることもできます。
好き避けと嫌い避けは一見同じように見えるため、見極め方を分かっていないとどう思われているかを知ることはできないように見えますが、実はきちんと観察すれば判断することができます。

どのような違いがあるのか分からないと、好き避けでも嫌い避けでも行動の仕方は似通っているため、悲しい勘違いをしてしまう原因となってしまいます。
どちらかを見極めるには、その人の行動が状況や環境に応じて変化をしているのかしていないのかを見ると知ることが可能となります。
具体的には、好き避けをしているのであれば、こちらが一人でいるときには、普段周りに人がいるときの行動とは異なる態度や仕草をすることが多いですし、話しかけると「もしかしたら好かれているのかもしれない」と思わせるような言動をしたりします。
つまり、片思いの人が好きな人を前にしたときに取ってしまいがちな行動をすることが多いです。
しかし、嫌い避けをしている人の場合には、こちらがどのような状況でもまた優しく話しかけても冷たくしても関係なく一貫して、冷たくそっけない態度しか見せないことでしょう。
これは、周りに関係なくその人との距離は常に一定に保っておきたいからです。