携帯電話やスマートフォンの普及で、今ではメールで相手に気持ちを伝えることが多くなりました。
しかし、こうしたやりとりで一番困るのが相手の表情を見られらないということです。
古来より、女性は家や赤ちゃんを守ってきました。
男性が働きに出ている間にも、安全な場を確保し、家庭を守るためには近所のコミュニケーションは欠かせませんでした。
そのため、言語処理能力と相手の感情を見抜く能力が高くなっていきました。
相手の嘘を見抜くのも男性よりも女性が得意です。
今やメールは暮らしの中で欠かせない存在です。
しかし、メールのやりとりでは、女性は男性の表情から男性の気持ちを知ることができません。
特に、メールの返信がそっけない男性心理について頭を抱える女性は少なくありません。
今まで楽しくやりとりをしていたのに、急にそっけない返信がくるようになってしまった場合、多くの女性は何か相手を傷つけることを言ってしまったのではないかと不安になってしまうのです。
この原因は何でしょうか。
まず考えられるのが、男性の言語処理についてです。
女性が家を守っている間、男性は仲間と協力し、狩りに出かけていました。
狩りが終わった後、男性は焚き火を囲んで体を休ませる、というのが普通でした。
その時に、仲間で言葉を交わすことはほとんどありません。
こうした本能は、今でも男性同士が食事をしたり釣りをする場合に反映されていることが多いです。
男性にとって、言葉は何かあった時にだけ行われる一つの伝達方法でしかないのです。
しかし、女性は言葉を交わすことで相手との距離を縮めます。
女性にとって言葉はコミュニケーションをとる上では欠かせないものなのです。
この差が、男女のメールのやり取りにも強く反映されています。
男性にとって言葉は用件を済ますための手段の一つでしかないため、この内容は今は重要ではないと判断した時は、今までのやり取りが長文であっても、比較的簡単な返事をすることが多いです。
これが、メールの返信がそっけないと女性が感じる原因のひとつです。
また、女性から長い文章が送られてくると、それを終わらせるために男性からそっけない返信をすることがあります。
特に仕事が終わった後、テレビを観ながらゆっくりしたい場合、こういったそっけない返信が起こりやすいです。
男性心理の根底には、こういった男女の言葉への認識の違いがあるのです。
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