好きなのに話しかけられない好き避けについて

好き避け

好きな人ができると、相手への行動が変わることが多いです。
相手に紳士的な態度をとったり、自分を綺麗にみせようとします。
しかし、普段は活発な人でも好きな人には自分から近づけない、好きなのに話しかけられない、こういう一種の好き避けが起きてしまうことがあります。
この心理は一体どこからくるのでしょうか。
好き避けの原因には大きく分けて二つあります。
まず一つ目は、トラウマです。
過去にあった小さな出来事が好き避けの一つの原因になっていることが考えられます。
例えば、バレンタインデーに好きな人にチョコを渡したけど、相手が受け取ってくれなかった、嫌な顔をされた、など、そういった記憶が頭の中に残っていて、またああなってしまうんじゃないかという気持ちを自分で作ってしまいます。
特にそういった経験を初恋の人に対してしてしまうと、異性に対して自分は失敗してしまった、という経験となり、自ら好き避けという行為をしてしまうのです。
この場合の好き避けは、自分がまた傷つくことがないように行う一つの防衛本能なのです。

もう一つの理由に、コンプレックスが挙げられます。
好きな人ができた、好きなのに話しかけられないというのは、こんな自分が相手に話しかけていいのか、という不安や恐れからきています。
こういうのは人見知りしやすかったり、内向的な人によくみられます。
また、自分の容姿にも自信がない場合が多く、今まで異性と接する機会がなかった人にもこういった傾向が表れやすいです。
同じコンプレックスでも、内面的なものが強く出ているものがあります。
それは、相手を傷つけてしまうのではないかという優しさからきている場合です。
特に、好きなのに話しかけられないというやきもきした気持ちを自分で作りだし抱えてしまうのは、自分のことよりも相手のことを思ってしてしまう場合が多いです。
何か傷つけることを言ってしまうのではないか、今話しかけてもいいのだろうか、というもやもやとした気持ちが好き避けとして表れてしまいます。
こちらは感受性が強い人によく見られる傾向で、特に思春期に恋愛している場合に起こりやすいです。

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