好きな人ができるともっと相手のことを知りたいし、自分のことも意識してもらいたいと思うのが一般的ですが、自分のことを意識してもらいたいと思うあまりに、緊張していざ本人を目の前にするとまるで全く相手に興味がないようなそぶりをみせてしまう好き避けというものがあります。
好きな人が大勢の中で毎日接するような、たとえば会社の同僚であったり、大学の同級生であったりした場合に、普段の状況では普通にふるまうことができるのに、思いがけず二人きりになった場合や好きな人が自分だけに話しかけてきたりした場合にそっぽをむいてしまったり無視してしまったりするのです。
このような好き避けをする心理を相手が考えてくれる場合ならよいのですが、急に無視をされると相手は理由がわからずに困惑してしまうこともあるのではないかと不安になります。
なるべく好きな人にも自分のことを好きになってほしいと思うものですが、そうは簡単にできないのが恋愛のおもしろいところです。
たとえ好き避けをしてしまった場合でも、どうしてそんなことをしてしまったのかと後悔する必要はありません。
なぜなら、男性は女性と比較して相手の感情に鈍感である場合が多く無視されていると気にすることもあまりないからです。
そして女性の場合は、好意の裏返しで男性が好きな相手には無視をしたりすることがあることを知っている場合が多く、その心理についてよくわかっているので実は自分のことを意識しているのではないかと感ずることが多いからです。
恋愛に発展するような状況になることは、最初からお互いに好意を持っている場合が多いので、もし好き避けをしてしまってもそれほど気にする必要はありません。
自分が思っている以上に相手が傷ついていたり、無視されたと気にしていたりすることはないので、次に二人で話すチャンスがあった場合には印象を良くしようと努力することの方が大事なのです。
毎回無視をしているとさすがに嫌われているのかと思われますが、次に良い印象を残せば恋の発展につながります。
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